フェルメール展!!

今年大阪で、いやいや、国内で1番と言ってもいいのかもしれません。
話題沸騰のフェルメール展。
そもそも予約抽選が当たらない、入場までにすごく待たされる、絵をるのに更に1時間くらい待たされる、会場内では罵詈雑言が飛び交ってる。等々、色々言われてますが運良くチケットが、それもシルバーウィークのなか日で当たったので、更新がてら軽くレポートしとこうと思います。
いつもとはテイストの違う記事になってます。
そんな人が来るかは分かりませんが、今後行かれる方が居れば参考になればw

そもそも激戦必至のチケット争奪戦

開催が決定した時点で誰もが激戦を予想したチケット争奪戦。
当初、先行抽選⇒一般販売のはずが、先行抽選の大混乱から一般販売も全て抽選制に。
この時点で私も先行抽選は外れ。一般販売の争奪戦を覚悟していただけに、抽選への変更の知らせを聞いたときには安堵しました。
もう去年の万博みたいに日付が変わった瞬間サイトへアクセスして予約ブチ込むような日々は送りたくは無いですからねw
抽選は開催日を5つの期間に区切って各期間で第5希望まで30分ごとの枠を選択する仕組み。
重複した場合公式のリセールもあるという事だったので、遠慮無く予約できるだけ詰め込む事に。そうは言っても相方の仕事やら他の予定があって、選べたのは結局3つの期間だけでした。んでもって、去年の経験を踏まえて洗濯する時間はひと工夫。なるべく遅くの時間を中心に予約時間を選択。

要するに、去年イタリア館を7日前抽選で当てたときの経験を活かしてみた訳です。
これのお陰か、シルバーウィークど真ん中の16時半~という枠を引き当てることが出来ました。ちなみに他2つの期間は第5希望まで全て外れ。諸々の制約から開催期間が短いこともあって相当激しい戦いが繰り広げられていたようです。
個人的にはチケットが『当たった』と言うより『当てに行った』という表現がしっくりくるくらいの争奪戦でした。

ギリギリの到着でヒヤヒヤ

会場は中之島美術館。色々あって(準備に手間取ったり、降りる駅をひとつ間違えてたり、、、)16時半~の枠で到着は16時50分とかなりギリギリに。

遅れてしまった場合の取り扱いがネット調べても全然出てこなかったのでヒヤヒヤしながら向かったんですが(まー、次枠の最後尾に並ばされるんだと思いますが)、到着時点で16時半枠の方々は既に入場した後だったらしく、幸運にも待ち時間は無し。チケットの時間だけチェックされてそのまま展示フロアへ。ネット情報だと1時間前とかさらにそれより早く行って並ばないと! 的な情報が多かったですし、実際エントランスには18時半とか19時枠の待機列も出来てましたが、後の予定が無い方ならそこまで必死にならなくても良いのかなと。去年の万博を経験してると早く行って待たないと、ってなる気持ち分からなくも無いですが。

展示室は2作品を除いて撮影禁止

ここから先は展示室。最後の2作品を除いて撮影は禁止。
まず入ると壁面にプロジェクターで映し出された映像を見ることに。この辺りはイタリア館の至宝やらガウディ展でもお馴染みの手法。と言うよりも万博でよく見たような雰囲気。今回展示作品数12展とかなり絞られてるのもあって、映像やレプリカの展示でボリュームアップを狙ってる印象が強かったです。17世紀オランダの作品を幾つかのカテゴリーに分けて、解説を交えながら鑑賞していくスタイル。
それまでスペイン領だったオランダが宗教対立や重税の反発から独立を果たし、海運国家として大きく発展したまさに黄金時代の作品群。
但し、歴史的背景については解説・キャプションであまり触れられてないので、この辺りについては軽くて良いのでオランダ史予習してから見るとより楽しめると思います。
館内の混雑はそんなに酷くない印象。
作品数少ないので自然と人は集まりますが、『見えない!』なんて事はなく、むしろゆっくり見て回れるレベル。いつぞや行った正倉院展や去年市立美術館の日本国宝展のほうがよっぽど人が多くて見にくかったくらいです。

いよいよフェルメール2作品とご対面

黄金自体の作品群のあとは、いよいろフェルメール2作品とご対面。
先ずはゲルメール初期の代表作、ディアナとニンフたち。ここからは、撮影はOK。そして後戻りはNG。

はい、もうご覧の通りスッカスカでしたw
この時点で入場から1時間くらい経過してたので18時は過ぎていたと思いますが、予約枠のコントロールが上手くいってるのか、ご覧の通りの有様。絵の前で急かされる事も無く、作品は好きなだけ見放題。普段は直線距離で1万キロ離れたマウリッツハイス美術館にある絵画を、舐めるように鑑賞出来る貴重な、貴重な機会。
そして次なる部屋に向かうと。

真珠の耳飾りの少女のためにしつらえられた専用の会場。
そしてやっぱり、スッカスカ!
8月の時点ではこの部屋に入ってから少女の前まで1時間とか、ここで罵声が飛び交ったとか、色々言われてましたが、(少なくとも9月20日の18時は)ビックリするほどスッカスカ。
ディアナとニンフたちの部屋から真珠の耳飾りの少女まで大体10分。ほぼ待ち時間無し。
これから行かれる方(居るかわからんけど)、ご安心ください!
スッカスカです!(いや、時間によっては変わるのかもしれんけど、、、、)

少女の鑑賞は2列。手前は間近で鑑賞出来る反面、立ち止まりはNG。『スマートフォン等、撮影終わられたらすぐにお譲りください』なパターン。後列については、少し距離がありますが『少しくらいならゆっくり鑑賞して頂いても構いません』なパターン。
んで、みんな前列行くんよ。人が少なくて待っても10人くらいだったのもあると思いますが、大体の人手前で写真1枚取って終わり。
なので後列スッカスカ!
そりゃぁ、後列選ぶでしょうよ!
後ろ誰も来ないんで、1分近く、そりゃぁもう舐め回すように鑑賞させていただきまして、もう大大大大満足で御座いました。
このあと特設ショップにも立ち寄って(こちらも時間が遅かったせいで待ち時間10分ほど)トータル2時間くらい。外に出ると辺りは真っ暗。

中之島の夜景自体が芸術なんだよなー、とかひとり勝手に思いながら夕飯を求めて夜の梅田へと消えて行きました。

3000円は安いわ

今回のフェルメール展。12作品で一人3000円。現地行くまでは『あら、若干お高め?』なーんて思ってましたが、見終わった後の満足感は3000円以上でした。
作品数を補うコンテンツが充実していたこと、そしてなのよりスムーズなオペレーションで混乱や混雑無くじっくりと鑑賞出来る環境が整えられていたこと。
当初の計画外だったはずですが、完全予約制にすることで、希望する人全てが見れなくなるというデメリットのある反面、混乱を抑えて来場者の満足感を上げることと、余計な費用をかけず収支を安定させることの2つを両立させる事になったのかなと。
幸運にも当選した身なので、良いことしか書けませんが、結果的にはよい展示会になったのでは無いでしょうか。
少なくとも私達にとっては、恐らく次のチャンスは無いくらいの貴重な経験をした、素敵な週末となりました。