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舞鶴編(後編)


 「結局アレっていつの事でしたっけ?」


「2010年10月2日の事でした(キリッ」


 「真面目に言っても効果無いです・・・」


「キンモクセイの香りが漂い始めた頃でした」



「ザ・便所花」


 「うわっ。なんて事言うんですか」


「キンモクセイの成分がトイレの芳香剤とかに使われてたりするんよ。ヲイラだけかもしれんけど、この匂い嗅ぐと便所思い出す」



 「言われてみればそうかもしれませんけど、だからって・・・・。綺麗な花なのに」


「ひひひ・・・。まぁ、キンモクセイは置いといて、自衛隊の見学した後は舞鶴周辺をブラブラ」




 「なんだか、マスターの実家思い出しますね」


「なんて事を言うんですかこの子は!! 実家の最寄り駅は無人駅じゃ無いザマスわよ!!」


 「駅員さんが居たって、どっこいどっこいの勝負だと思いますよ」


「まー、夜の9時には帰っちゃうけどな、駅員さん」


 「それ無人駅と殆ど変わらないと思います」


「山手の方をしばらくブラブラしたら、お土産用に海の幸を買う為にもう一度港へ」


 「そしたら何と、マスターがすごい物を見つけちゃったんです」




「いやぁ・・・・、でっかい倉庫っぽい建物通り過ぎた瞬間にこれが見えた時は、さすがにビックリしたわ・・・」


 「最初訳が分からなかった私は、唐突にテンション上がったマスターにビックリでしたけどね」



「全長240b。国内最大の客船『飛鳥U』」


 「韓国の済州島から横浜に向かう途中、この日1日、しかもたった9時間だけの停泊。マスター、ホントに知らなかったんですよね?」

「ネタの神様が会わせてくれたんよ」


 「あくまで写真の神様じゃなくてネタの神様なんですね」


「とーぜん」



「これはもしやなかも見学させてもらえるのかも!!! とか思いきや・・・」


 「さすがにそれは無理でした」


「まー、当然だわな。来る人来る人入れてたら収拾がつかなくなるし」


 「けどマスター、折角警備の人が『写真撮るだけなら近くまで行って良いよ』って言ってくれたのに断る事無かったんじゃないですか?」

「ケッ。入れもしないのにわざわざタラップの横まで行って、指を加えて写真だけ撮るなんざぁ、こっちから願い下げだっつぅの」


 「またそうやってすぐ拗ねる・・・・」


「外からの写真はどこからでも撮れるしな。船内とか面白い写真が撮れそうだと思わない?」


 「分からなくはないですけど・・・・」


「とは言えさすがにコレは手が出せんわ・・・・。平気で10万とかするしな」


 「うへぇ」


「庶民は大人しく、新鮮な海の幸でも買って帰りましょう。ってなわけで」




 「買ったのがコレでしたね。何て名前の魚でしたっけ?」


「あーーーーーーー。忘れた。」


 「うぉい!!!」


「何分かなり前の事やからね・・・・。けどまー、美味しかったのは美味しかったですよ。皆さんもお店で見かけたら買ってみてください」


 「名前も分からないのに買える訳無いでしょ・・・」


「と言う訳で、ミッションも無事にコンプリート。舞鶴編はこれでお仕舞いです」


 「去年の忘れ物、やっと片付きましたね・・・」


「あい。これでやっと一安心です」


 「それ私のセリフです」


「うひひひ。相変わらずのマイペースでサーセンw」


 「マッタク・・・・」



 「さて、次回はいよいよこの前の白川村ですか」


「かなかな? けどひょっとすると、もう一つのお話が入るかも」


 「ひょっとして『アレ』やるんですか?」


「分からん。正直写真編集してないから、使えるのかどうか・・・・。まー、どっちにしてもまた近いうちにお目にかかれるよう努力はします」


 「私も出来る限り脅して更新させるように頑張ります」


「うぉい」


 「それではまた次回お会いしましょう」



                                             次回に続く・・・・・



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