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大阪中之島編


 「アレ? 今回はいつもの前フリ無しでいきなり本編ですか?」


「う〜〜む。時間が無かったのよ・・・・」


 「そういえばマスター、なんかここ数週間、休みの日という休みの日、殆ど出掛けてましたよね」

「うーーむ。かれこれ10月の頭から、予定ビッチリな週末が続いてて更新に割く時間が無くなってるんだよね。かくいう今回のも、撮影日9月25日とかなってるし」


 「ひぇ〜〜。あの中之島からもうそんなに経っちゃったんですね」


「あの頃はまだ暑かったもんな・・・。9月も末が近付いてたのに天気予報で『残暑』とか普通に言ってたし」


 「それでマスターが『川あるし夜なら中之島は涼しいんじゃね?』とか言いだして・・・」





 「けどあんな夜中に行く必要無かったんじゃないです?」


「10時近かったっけ? 人通りが少なくて歩きやすかったじゃん」


 「真っ暗でしたけどね」


「まぁ、それはね。実はヲイラもあそこまで暗いと思ってなかったから、正直焦った。今回は神戸編と違ってどうしても広角でないと収まりきらないモンが多かったから、結局↓みたいに写真が粗くなって、ボツになった写真がいっぱい・・・・」




 「相変わらずの事ですけど、行くときは思い付きじゃなくてちゃんと下調べしてからにしてください」

「ふぁ〜〜〜い。まぁ、そんなわけで、比較的街灯とかが整備されてる堂島川サイドの遊歩道を、中心部から東側に向かってブラブラ歩き始めたわけですな」




 「この遊歩道って、中之島の周りをぐるっと一周出来るように作られてるんですよね?」


「ん? おぉ、そー言う事も説明しておかんとね。中之島ってのは、北側に堂島川、南側に土佐堀川、この2つの川に挟まれた東西に細長く伸びた中州で、この中州近辺が大阪の中心地になってるんですよ。んで、今回ヲイラ達が車を停めたのが丁度、この中州の真ん中辺り。ところが、予想以上に暗かったから仕方なく、堂島川沿いを東に向かって歩く事にしたのです」



「・・・・・・」


 「ん? どうしたんですかマスター?」


「いやぁ・・・・、よく撮れてるなと思って・・・・」


 「どうしたのかと思えば、自画自賛ですか」


「いやいや、そこまで調子乗るつもりはないけどさ、撮ったときは、カメラの小さい画面でしか確認出来ないからさ、『うわぁ、中之島ってマジビミョー』とか思ってたんだけど、こうやってちゃんと写すと悪くないね」


 「いつものフォトショ補正が効いてるだけじゃぁ・・・・」


「はれ? 言ってなかったっけ、今回フォトショの加工殆ど入れてないんだよ?」


 「へぇーー、そうなんですか」


「ちょ、何なのその棒読み反応+笑顔。いや、ホントだって。他のはともかく上のはベストショットだって」


 「はいはい、次行きますよ」




「さっきの川沿いもそうでしたけど中之島ってオフィス街って言うから、もっとこう高層ビル群でごみごみした所かと思ってたら、古い建物とかも残ってて、全然そんなふうじゃなかったですね」

「文化施設も多いからね。ちなみにこの建物は中央公会堂、重要文化財ですぞ。んでもって、中央公会堂からさらに東へ進むと・・・」



「見えてくるのが難波橋。堂島川と土佐堀川、両方に架かる橋を2つ合わせて、難波橋って呼ぶのです」


 「ここが中之島の東の端ですね」


「うんむ。まー、先っぽの方に公園とかあるけど、今回はスルー。次は、ここから京阪中之島線に乗って中之島西側の駅、中之島駅まで移動して、中州の西の端を目指しますぞ」


 「はい」





 「えっと・・・・、電車で移動して中州の西側まで来たんですけど・・・・」


「うん」


 「さっきまでと雰囲気違いすぎません? なんて言うか、全然整備されてないって言うか・・・・」

「これも大誤算。さっきまで歩いてた遊歩道は、京阪中之島線、つまりヲイラ達が移動に使った路線を作った2年前に整備された部分だったのよ。中之島の西側って言うのは、総じて再開発が遅れてるんだけど、遊歩道も然りで、結構古いままだったんよね」


 「西側だけじゃなかったですけど、歩いてると、あっちこっちでビルの立て替えやってて、目下再開発中ってカンジでしたね」

「う〜〜む。もうちょっと再開発が進んだらまた来る事にして、まっ、とにかく西端に向かいましょう」



「はい、西端」


 「早っ」


「しゃーないでしょ。ホント、この辺りは何にも撮ってないんだから」


 「この道の先で中州が終わってるんですね」


「そそ。堂島川と土佐堀川が合流して、ここからは安治川に名前が変わる。んで、その先は大阪湾」


 「右側のおっきな建物はなんですか?」


「あー」



「大阪市中央卸売市場。中之島側から見るとそうでもないかもしれないけど、奥行きがすごくあって、結構おっきいんだよ」
 「へぇ・・・。なか、どうなってるか気になります」


「おぅおぅ。出来るかどうか調べないと分からないけど、機会があったら中央卸売市場も見学してみますか?」


 「夢が広がりますね」


「さて、今回の中之島編はこれで終了」


 「次回はもう決まってるんですか」


「おうよ。次回はちょっと遠出をしてみようと思う。新鮮な海の幸を求めて、日本海に向かいますぞ」


 「海の幸・・・。ひょっとしてマグロですか!!!」


「いやいや、うちの経済状態じゃ無理だから。ってか、オオマさんとかそういうネタじゃないからね」


 「いよいよ愛しのオオマさんに会えるんですね〜」


「いや、話聞いて。オオマさんとか無理だから」



と言う訳で、次回は新鮮な海の幸を求めて秋の日本海に向かってGO。



 「オオマさん待っててくださいねっ」


「いや、だから違うから!!」

                                             次回に続く・・・・・



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