「もう・・・、イキナリ急ハンドルで脇道に入るから、ビックリするじゃないですか」
「ゴメンゴメンw 桜並木があったもんだからさー」
「こう・・・。『満開の桜並木ぢゃ!!!!!』っていう程じゃないけどさ、なんつーか適度に間隔開けて並んでる桜もいいよねー」
「桜と、山と、青空に浮かぶ雲」
「う〜〜ん。春っすなぁーーーーーーー」
「晴れて良かったですねー」
「良いね、良いねー。こう言うの」
「あっ、タンポポも咲いてますよ」
「春っすなぁーーーーーー」
「さっきからそればっかりw」
「いやぁー、良かった良かった。天気予報、午前中は雨が残るって言ってたから、ちょっと気になってたんだけどさー」
「良いほうに外れちゃいましたねー」
「であるなー。さてと、それじゃぁ・・・」
「荷物漁って、何してるんです?」
「じゃじゃーん!!」
「あっ、それ。今年の3月頃に買ったけど、大して活躍してない望遠レンズ!!」
「活躍してない言うなしw これから活躍するんだよ。」
「こんな風にね」
「おぉー!!」
「ふん!!」
「って、言うほどの物ですー?」
「がっくし・・・・。ええもん、ええもん。もっと練習してええ写真撮れるように努力するもん!」
「またそうやってすぐ拗ねるー」
「ここもさっきの場所と同じで、ええ感じじゃのぅー」
「道草しすぎですよマスター」
「まっ、いいじゃない。急ぐモンでも無いしさー」
「それはそうですけど、もうお昼の2時ですよ? いい加減お腹空きましたし」
「ほむ・・・。ルカさんは花より団子ってヤツですかい?」
「なっ! そういう事じゃなくてですね!!」
「冗談ですよ。ジョーダン。さすがに時間も時間だしねー。寄り道はこのくらいにして、出石まで一気に行きますか」
「はい!」
次回に続く・・・・・