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DragonAge:Origins

最近ご無沙汰でしたが久々登場。週末のゲーム紹介であります。
最近は写真関係に気を取られすぎてすっかり夫婦漫才サイト化してますが、今日は久々一人でご紹介。
 

とことん浸れる西洋RPG『DragonAge:Origins』を紹介してみたいと思います。
舞台は中世ヨーロッパの雰囲気漂う世界。
剣に魔法に悪魔とファンタジーRPGの王道要素をたっぷり詰め込んだ作品。
発売は昨年。但し英語版のみで国内ではあまり多くは知られていませんが、一部ではかなりの高評価で、以前ここでも少し紹介した『Oblivion』と比較されるほど。数自体も減ってきたPCゲームのなかでは、久々の当たり作だと思います。
作品の雰囲気は完全にダークファンタジー。

グラフィックも全体的に暗めで、

血しぶきとかのエフェクトも結構ガッツリ。
オプションで省略化も出来るんですが、やっぱりこういう物語を楽しむなら、過激な描写も必要でしょう。

敵の上に馬乗りになって、顔面を剣でひと突き。なんて事も茶飯事。

顔に血が付いてても、お構いなしに話は続きます。
ちなみにこの返り血、ベースキャンプとか街中とか、要は非戦闘エリアに入るまで消えません。最初のうちは『せめて顔に着いてるのくらいは拭いてくれよ・・・』とか思いますが、しばらくすれば醜男も美女も返り血まみれで話しかけてくるのが当たり前になります。

グラフィックや戦闘システムもこのゲームの魅力の一つですが、一番の特徴は会話の選択肢が多い事。
しかも選択肢によっては、PTメンバーの好感度が上がったり下がったり、好感度上げる為のプレゼントアイテムがあったり、好感度が上がりまくるとベッドシーンがあったり、どう考えてもエロゲです本当に(ry
ただ、そこはRPG。好感度でメンバーのステボーナスが付いたり、好感度下がりきるとメンバー離脱で平和的?に済めばまだいいほう、選択肢ミスるとイキナリ武器構えて襲ってきたり、勝手に仲間割れして殺し合い始めたり、ベースがダークファンタジーなだけにどこまで行っても和やかさ皆無な結末が待ってます。
選択肢自体もかなりダークなのが多くて、どの選択肢を選んでも結局戦闘になったり、誰かが死ぬ事になったりと、実際ここまで来ると、友愛とか平和的解決とかは考えずに、とことんキャラになりきって選んだほうが楽しいと思います。
犠牲を最小限に抑えて戦う正義の人になるも良し、傍若無人な悪キャラで生きて行くもよし、選択肢次第でその人オリジナルな物語を紡げるRPG。
残念な事に現在PC版は英語のみで、日本語版が発売される予定は今のところありません。一部有志が日本語化プロジェクトを進めていますが、会話文の文章量が多いうえに、比喩表現や回りくどい独特の言い回しが多く、↑SSのような一部意味不明な機械翻訳版か、全体のごく一部しか翻訳が終わってない有志制作版しかありません。CS版から抜き出した日本語データも存在するみたいですが、現時点では入手はなかなか難しいようです。
会話と選択肢を楽しむという意味では、語学力が乏しい人にはかなり致命的な欠点ですが、機械翻訳データなりCS版からの抜き出しデータなりを手に入れて、どっぷりとRPGの世界に浸ってみてはいかがでしょうか?

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